2026.02.19
転職の志望動機の書き方|例文付きで採用担当に刺さるコツを解説
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無料で適職診断を受ける →採用担当者は志望動機のここを見ている
「志望動機を書くのが苦手」という声は、転職相談で最も多い悩みの一つです。キャリアアドバイザーとして採用側の企業ともやり取りしてきた経験から言えるのは、採用担当者が志望動機で見ているのは「熱意」よりも「論理性」だということです。
具体的には、以下の3点を確認しています。志望動機のベースとなる自己分析もあわせて進めておきましょう。
採用担当者のチェックポイント:
- ・なぜこの業界・この会社なのか(業界理解・企業理解)
- ・入社後に何ができるのか(スキルの活用・貢献イメージ)
- ・転職理由と志望動機に一貫性があるか(ストーリーの整合性)
つまり、「御社に魅力を感じました」だけでは不十分です。自分の経験と応募先の特徴を結びつけ、「なぜ自分がこの会社で活躍できるのか」を論理的に伝えることが求められます。
志望動機の基本フレームワーク「PREP法」
志望動機を書く際に使えるのがPREP法です。これを使えば、誰でも論理的な志望動機を書くことができます。
PREP法の構成:
- ・P(Point):結論=なぜ志望するのか
- ・R(Reason):理由=そう考える背景
- ・E(Example):具体例=自分の経験やスキルとの接点
- ・P(Point):再結論=入社後にどう貢献できるか
この順番で書くことで、読み手にとって理解しやすく、説得力のある志望動機になります。文字数は200〜400字程度が一般的です。
【例文】業界別・志望動機のサンプル
実際にPREP法を使った志望動機の例文をご紹介します。自分の状況に合わせてアレンジしてください。
例文①:IT業界(営業職→IT営業)
「御社を志望した理由は、DX推進を軸にした法人営業に強みを持つ点に魅力を感じたためです。前職では法人向け通信機器の営業として3年間従事し、年間売上目標120%を達成してまいりました。この経験で培った法人営業スキルとIT分野への関心を掛け合わせ、御社のDXソリューション営業として企業のデジタル化推進に貢献したいと考えております。」
例文②:人材業界(事務職→キャリアアドバイザー)
「人の人生の転機に寄り添える仕事がしたいと考え、御社のキャリアアドバイザー職を志望いたしました。前職の人事部で採用業務を2年間担当した際、候補者の方とお話しする中で、一人ひとりのキャリアに深く向き合いたいという思いが強くなりました。採用担当として培った面接スキルと求職者視点の理解を活かし、御社で質の高いキャリア支援を実現したいと考えております。」
ポイントは、自分の経験と応募先の事業内容を具体的に結びつけることです。企業研究を丁寧に行い、「この会社だからこそ」という要素を盛り込みましょう。
志望動機でやってはいけないNG例
採用担当者が読んだ瞬間にマイナス評価をつける志望動機のパターンがあります。以下の内容は絶対に避けましょう。
よくあるNG例:
- ・「成長できる環境だと思いました」→ 受け身すぎる。自分が何を提供できるかが不明
- ・「給与・待遇が良いため」→ 条件面だけでは志望動機にならない
- ・「前職が嫌だったから」→ ネガティブな退職理由は絶対にNG
- ・「御社の企業理念に共感しました」→ 具体性がなく、どの企業にも使える
- ・「未経験ですが頑張ります」→ 熱意だけでは採用されない。学ぶ姿勢+活かせる経験を示す
特に多いのが「どの会社にも使い回せる志望動機」です。企業名を入れ替えても成立する内容は、志望度が低いと判断されます。応募先ごとにカスタマイズすることが絶対条件です。
志望動機の精度を上げるための企業研究のコツ
説得力のある志望動機を書くためには、企業研究の深さが欠かせません。以下の情報を事前に調べておきましょう。
調べるべき企業情報:
- ・事業内容と主力サービス・製品
- ・競合他社との違い・独自の強み
- ・直近のニュース・プレスリリース
- ・中期経営計画や今後の事業展開
- ・社風・カルチャー(社員インタビューなどから読み取る)
これらの情報を踏まえて「なぜ同業他社ではなく御社なのか」を語れるようになれば、採用担当者の評価は格段に上がります。適職診断で自分の適性を把握しておくと、企業との相性を語りやすくなります。また、職務経歴書と志望動機の一貫性も意識しましょう。
まとめ:志望動機は「自分×企業」の掛け算で考える
志望動機は、自分の強みや経験と、企業の特徴やニーズを掛け合わせて作るものです。どちらか一方だけでは説得力のある内容になりません。
志望動機作成のチェックリスト
- 1. PREP法の構成で論理的に書けているか
- 2. 「なぜこの会社か」が具体的に説明できているか
- 3. 自分の経験・スキルと応募先の仕事が結びついているか
- 4. 入社後の貢献イメージが伝わるか
- 5. 他社に使い回せない、オリジナルの内容になっているか